みんなで分け合えば、できること。
雨のモノガタリ3
 こうなったら行けるところまで(?!)行ってしまいましょう。
 よしだ屋さんのストーブのおかげで温まり、暖かい食べ物を摂ることができて、ちょいと元気が戻った私たち。午前中に比べれば気温も少し上がり...ましたが、風を切れば冷えるカラダ。カラダが冷えると自然に呼び止められる、これが摂理。
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 新旭町の公衆トイレ前。ちょうどこのあたりでは、公衆トイレをハシゴするかのように立ち止まることとなる(苦笑)

 一時陽がさすかと思いきや雨は一向に止まず。唯一の救いは、時折激しく吹く風がこれまでのところ横風までで、真正面からの向かい風ではないこと。
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 さて、ついに、この写真を最後に全員が揃っている写真がなくなります。撮影は14時、国道161号ではなさそうなので近江高島の手前あたりかと思いますが...。写真がない=撮影している時間もココロのゆとりも失っているわけで...以下は、カイツマンデお話しましょう。

 コルナゴな男は昼前あたりから右ひざの不調を訴えていたのだけれど、少しでも距離を稼ぐためにと湖岸道路を離れて国道161号を南進していくうち、見るからに昇りがつらそうになってきたこと。このペースで残距離を考えると18時までに宿に戻ることが難しいこと。そして、この天気で日没を向かえ走り続けるのは危険なこと。
 そこでAチームとBチームに分かれることにしました。隊長と怪しい2号のAチームは出来る限り早くホテルに戻りサポートカーを1台運転して返って来る。残りのBチームは無理せずAチームが戻るまでに進めるだけ進んでおく。

 Bチーム、つまりTZ-ayacyコーホー、バッソなダンナ、コルナゴな男、私が、琵琶湖大橋手前のカニ屋さんの看板にたどり着いたのが15時57分。ここで大橋の昇りに備えてヒザを休めるため小休止。
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 コルナゴな男を先頭に再スタートした直後、後ろからバッソなダンナが「あっ!あかん、パンクっ!」。本日2人目のイケニエ。
 昇りの途中で呼び止めるのは罪な気がしたので、コルナゴな男は呼び止めずそのまま先行してもらって、2人でパンク修理。デケたぁ~とエアーを入れている途中でバキっ!ブシュー!!。バルブ折れた(涙)。2人目のイケニエが2度目のイケニエ(笑)。
 「どうしたんや」とコルナゴな男から着電。修理済んだら追いつくから、無理せずゆっくり進んどいて、と2本目に交換。そして2人でコルナゴな男に追いつくためダッシュ。...したのだが、走れども走れども、コルナゴな背中が見えない?!なんでやぁ、やっぱ11枚ギアがあるからかぁ(笑)。
 16時37分コルナゴな男から再び着電。「どこ?えっ?!琵琶湖大橋越えたショッピング・センターで休んでる?」(笑)。こちとら"鮎家の里"まで来てしまったヨ。
 コルナゴな男を待っている間にAチームに連絡をとると、隊長がちょうど"鮎家の里"あたりで足を痛めて後退、怪しい2号が単独でホテルに急いでいるとのこと。

 Bチームは長命寺にたどり着いたところで、完全に停止。私も琵琶湖大橋直後のダッシュでヒザに違和感を感じていたのが、この頃には痛みに変わり、琵琶湖観光汽船前の自動販売機で暖かい飲み物を飲んだら見事に動けなくなってしまった。たしか17時半くらいだったと思う。
 サポートカーを待つ間、せめて雨をしのげるようにと屋根を求めて"水茎焼 陶芸の里"で「すんません、軒を貸してください」とたずねたら、店内には喫茶もあり

  すんません、濡れているんですけどいいですか?
  かまいませんよ、どうぞ

 ほんと琵琶湖の周りは、みんないい人ばかりです。甘いものを欲していたのか、ずぶ濡れの男3人でケーキセットを注文したら、ここでも見るに見かねたのか、ストーブを出してきてくれました。これまた、ほんとに、ありがとうございます。
 そのころ隊長はBチ-ムより10km先を足をかばいながら走行、1人爆走中の怪しい2号は遮るものが何もないスイカ畑のど真ん中、もろに強い向かい風を受け「オレはぁ~!スイカなんかぁ、大嫌いだぁ~!」と叫びながら走ったとか(後日談)。
 陶芸の里から、もはやTZ-ayacy唯一の頼りのツナ、怪しい2号に電話してみると

  あかん、パンクした
  えっ?!空気入れ持っとったっけ?
  持っとるけど修理したことがない(汗)
  うっ!(絶句)
  もうホテルが見える位置なんで、ホテルにバンで迎えに来てくれ、と電話した
  大丈夫か?
  あかん、携帯の電池切れそうやねん。

と3人目のイケニエ。怪しい2号も道端で救援待ちに。
 雨の夕暮れ時、3月ナミの気温。走っていればまだしも、立ち止まってしまえば、ただカラダが冷えるに任せるのみ。ホテルのバンに救われてもガタガタ震え、震えながら自分のマドンをバッソマン・カーに積み込んで、奥歯ガタガタ言わせながら隊長車を運転。隊長をピックアップしたら隊長もまたガタガタ震えており、エアコンの設定温度を29度にしてブンブン回しても2人とも震えが止まらず、これはもしかしてカラダ中のカロリーが切れて2人ともハンガーノックになりかかっているんじゃないか?!と怪しい2号が持参していたパワーバーを2人で半分ずつ食べたらしい。すんません。こっちは3人で、ストーブにあたってケーキ食べてました(笑)。

 日没間際に陶芸の里の駐車場に入ってくる隊長車を見て、エスティマって、こんなに素敵な車だったんだと再認識。後光がさしていたのは言うまでもない。
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by galileo2007 | 2009-05-02 09:00 | ayacy日常
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